絵本の多読で子どもの成長を促す!図書館活用で家計に優しい子育て術

子どもに絵本をたくさん読んであげたいと思っていませんか?
絵本の多読は子どもの想像力や語彙力を育み、親子の絆も深めてくれる素晴らしい習慣です。
でも、絵本って1冊1,000円以上するものも多く、たくさん買うと家計に響きますよね。
かといって同じ絵本ばかり読んでいると、正直親の方が先に飽きてしまうことも…。
そこで活用したいのが地域の図書館です!無料で多くの絵本に触れられる図書館は、子育て家庭の強い味方。
今回は図書館を上手に使って、お金をかけずに絵本の多読を実現する方法をご紹介します。
目次
- 図書館活用で実現する絵本の多読メリットとは
- 子育て家庭必見!図書館の便利なサービスと活用法
- 0〜2歳児におすすめ!人気絵本3選と読み聞かせポイント
- 絵本選びのコツと購入
- まとめ:無料で実現!図書館を活用した子育て術
図書館活用で実現する絵本の多読メリットとは
図書館の最大のメリットは、なんといっても無料で利用できることです。
図書館や児童館などを利用すれば、お金をかけずに多くの絵本に触れることができます。
「税金を払っているから無料じゃない」という声も聞こえてきそうですが、だからこそ利用しない手はありません。
すでに支払っているサービスを使わないなんて、Netflix料金を払いっぱなしなのに一度も見ないようなもの。
せっかくの公共サービス、子育て家庭こそ遠慮なく活用しましょう!
図書館を利用すると、子どもの成長にうれしい効果がたくさんあるんですよ。
ある研究によると、図書館でたくさんの本に触れる子は読む力が自然と伸びていくそうです。
実際、図書館を利用する子は、そうでない子に比べて読書が上手になる可能性が約2倍も高いんだとか。
長い目で見ると、幼い頃から図書館に通った子は、高校卒業率や大学進学率が高くなる傾向があるそうです。
これは、本を通じて様々な世界に触れることで、知識だけでなく、好奇心や考える力が育まれるからかもしれません。
子どもと図書館に通うひとときは、将来の大きな財産になりますよ。
子育て家庭必見!図書館の便利なサービスと活用法
家族カードとネット予約の活用法
図書館の利用カードは赤ちゃんから作れるんです。
家族全員分のカードを作っておくと、借りられる冊数がグンと増えて便利ですよ。
多くの自治体では1人10〜15冊を2週間借りられるので、家族4人なら一度に40〜60冊も借りることができます。
これだけあれば、お気に入りの絵本が必ず見つかるはずです。
さらに便利なのが図書館のネット予約システム。
自宅から絵本を予約しておけば、図書館での本探しの手間が省けます。
予約方法は簡単で、図書館のウェブサイトで利用者登録をして、読みたい本を検索して予約するだけ。
本が用意できたらメールで通知が来るので取りに行くだけです。
絵本は比較的すぐに取り寄せられるので、効率的に借りることができます。
デジタル図書カードの便利さ
基本的にカードは本人しか使えませんが、未就学児の本は保護者が借りられることが多いです。
最近は図書館アプリを導入している自治体も増えていて、スマホに図書カードを登録しておけば、カードを忘れても貸出OK。
子連れでの外出時にカードを忘れる心配がなくなるのが嬉しいポイント。
子育て中の忙しい日々の中で、少しでも荷物を減らせるのは大きなメリットです。
図書館のこうしたデジタルサービスを上手に活用して、お金をかけずに絵本の多読を実現しましょう。
0〜2歳児におすすめ!人気絵本3選と読み聞かせポイント
ここでは特に赤ちゃんに人気の絵本3選をご紹介します。

だるまさんシリーズの魅力
「だるまさんが」は、まず手に取ってみてください。みんなが好きになる理由がよくわかると思います。
丸くて赤いだるまさんの愛らしいキャラクターと、次はだるまさんがどうなるのっという楽しみで引き込まれます。
読み方の工夫もできるので間の取り方や、声の調子を変えてみると子どもの笑顔を引き出すことができますよ。
「だ・る・ま・さ・ん・が~~~?」のリズムでページをめくると、赤ちゃんから爆笑が起きます。
「どてっ」のページで体をちょっと傾けてあげると、赤ちゃんはきゃっきゃと笑うでしょう。
他にも「だるまさんの」や「だるまさんと」のシリーズがありますので、コレクションとして置いておきたくなります。
0歳の赤ちゃんから楽しめる絵本で、2歳を過ぎても大好きな子が多いようです。
まねまねどうぶつの楽しみ方
「まねまねどうぶつ」はshimizuさんによる赤ちゃんから楽しめる絵本です。
「まねまねどうぶつなんのまねするのかな」という決まり文句がテンポよく読み手を乗せてくれて、変身する動物たちのイラストが可愛く魅力的です。
動物たちがペアになって様々なものに変身していく様子が描かれています。
例えばウサギとカエルが「にんじん」に、クマとヘビが「ホットケーキ」になったりと、想像力をくすぐる展開が楽しめます。
シンプルなデザインで赤ちゃんにも分かりやすく、「次は何になるのかな?」とワクワクしながら読み進められる一冊です。
2022年発売のこの絵本は、Amazon新着ランキングで1位を獲得するなど話題になりました。
赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみながら、想像力を育む素敵な絵本です。
もこもこもこの楽しみ方
谷川俊太郎さんの「もこもこもこ」は、「ノミのピコ」などユーモアあふれる作品で知られる人気作家の絵本です。
2023年に惜しまれながらお亡くなりになった谷川さんの作品は、小学校の国語教科書にも掲載され、今も多くの子どもたちの心を捉えています。
「もこもこ」「ぱちん!」「ぽろり」といった言葉の響きが楽しく、読み手の表情や動きを加えると子どもたちは絵本の世界に引き込まれます。
YouTube等で谷川さん自身の読み聞かせ動画も見られるので、お茶目で優しい人柄と共に読み方の参考にもなりますよ。
シンプルながら赤ちゃんの反応が抜群に良い、不思議な魅力を持つ一冊です。
絵本選びのコツと購入
図書館で試して気に入ったら購入する方法
図書館は絵本選びの「試し読み」に最適です。
子どもの反応をチェックするポイントは:
- 絵本を見せたときに目が輝くか
- 最後まで集中して聞いているか
- 何度も「もう一回」とリクエストしてくるか
- 自分でページをめくりたがるか
こうした反応が見られる絵本は、子どもが本当に気に入っている証拠です。
図書館で何度も借りるうちに「これはずっと手元に置いておきたい」と思える絵本が見つかったら購入を検討しましょう。
購入方法としては、地元の書店での注文、オンライン書店、古本屋やリサイクルショップ、フリマアプリなどがあります。
特に絵本は重いので、自宅まで届けてくれるネット購入が便利ですよ。
まとめ:無料で実現!図書館を活用した子育て術
図書館活用で家計にやさしい子育て
子育てにはお金がかかります。絵本は1冊1,000円前後するものが多いですが、図書館を活用すれば無料で多くの絵本に触れることができます。
一人で10〜15冊も借りられるので、家族全員分のカードを作れば一度に数十冊の絵本を楽しめます。
気に入った絵本だけを厳選して購入すれば、本当に必要な絵本だけを手元に置くことができ、賢い家計管理につながります。

最初は図書館なんて古臭いって思ってたんだよな。でも実際に行ってみたら、絵本コーナーが充実してて驚いたよ。

そうよね!私も最初は『絵本は所有するもの』って思ってたけど、子どもの興味って次々変わるから、図書館で色々試せるのは本当に助かるわ。気に入った本だけ買えばいいもんね
少しの積み重ねが家計を助けることになりますので、ぜひ図書館を活用してみてください。
絵本を通じた親子のコミュニケーション
絵本の読み聞かせは、親子が向き合い、同じ世界を共有する大切な時間です。
図書館を上手に活用して、絵本の多読を実現しましょう。
子どもの成長にとって、それは何物にも代えがたい贈り物になります。
えっ図書館ってなった人ほど面白い発見があると思いますよ。
ぜひ一度、お近くの図書館に足を運んでみてください。