【育休パパ推薦】『じんせいさいしょの』で見つけた育児の感動|赤ちゃんとの日々を優しく描く絵本レビュー

育休パパが見つけた最高の育児絵本

私が最近ハマっているのが、おおのたろうさんの絵本『じんせいさいしょの』。

むすこが日々見せてくれる「はじめて」の瞬間と、絵本の中の赤ちゃんがシンクロして、読むたびに胸が熱くなります。

育児の喜びと大変さを、優しいタッチで描いたこの絵本は、子育て中のパパ・ママの心をグッとつかむはず。

今日は、育休パパが見つけた「とっておきの1冊」をご紹介します。

目次

  1. 『じんせいさいしょの』絵本の特徴と魅力
  2. 大野たろう作家が描く赤ちゃんの日常
  3. パパ目線で感じる育児の喜びと発見
  4. まとめ:育児の”はじめて”が詰まった感動の一冊

『じんせいさいしょの』絵本の特徴と魅力

SNSで大人気のおおのたろうさんが描く『じんせいさいしょの』は、0歳から1歳半までの赤ちゃんの愛らしい仕草を1100点以上も収録した大ボリュームの絵本です。

赤ちゃんの成長を振り返る喜び

「じんせいさいしょの泣き」から始まるこの絵本。

月齢ごとに変化していく赤ちゃんの姿が、優しいタッチで描かれています。

寝返りやハイハイ、つかまり立ちなど、成長の節目となる瞬間が次々と登場し、子育て中の私たちの心をグッとつかみます。

共感がとまらない育児の日々

赤ちゃんの寝顔、おむつ替えの様子、ミルクを飲む表情など、日常のワンシーンがふんだんに描かれています。

「うちの子と一緒!」「全部わかりすぎる!」という声が続々と寄せられているのも納得です。

成長の記録として

この絵本の魅力は、単なる赤ちゃんの成長記録ではなく、親としての喜びや戸惑い、時には大変さまでもが詰まっている点です。

写真には収めきれない愛おしい瞬間が、一冊の本の中に凝縮されているのです。

育児の宝物として

『じんせいさいしょの』は、赤ちゃんの成長を振り返るたびに新しい発見があり、その度に心が温かくなる不思議な魅力を持っています。

過去を振り返れば共感と笑いが、未来を見据えれば希望と期待が湧いてくる、そんな特別な一冊なのです。

この本、出産祝いにもぴったりね!

そうだね。これから子育てを始める人にも、今まさに育児中の人にも響く本だと思うよ

育児の喜びと大変さを、優しいタッチで描いたこの絵本は、きっと多くの親子の宝物になることでしょう。

大野たろう作家が描く赤ちゃんの日常

おおのたろうさんは香川県出身のイラストレーター、絵本作家、そしてGIFアニメーション作家として活躍する二児の父です。

その作品の特徴は、ユニークでやさしい世界観と、育児の日常を見事に切り取る観察眼にあります。

SNSでの活躍

2019年に「赤ちゃんにおむつをはかせるゲーム」、2020年には「1いいねにつき1日成長する赤ちゃん」がSNSで大きな話題となり、多くの親子の心をつかみました。

作品に込められた想い

「赤ちゃんとの暮らしは宝探しのようなもの」とおおのさんは語ります。

ただのあくび一つで胸がキュンとしたり、寝相がまるでおじさんだったり、朝起きた時の笑顔に癒されたり。

そんな貴重な毎日を、作品として残したいという想いで制作活動を続けています。

幅広い活動

絵本制作だけでなく、企業やアーティストとのコラボレーション、GIFアニメーション制作など、多彩な才能を発揮しています。

特に近年は赤ちゃんをモチーフにした作品を中心に発表し、子育て世代から絶大な支持を得ています。

「とにかく作品やアイデアに触れてくれた人が笑ってくれたり、楽しんでもらいたい!」という想いを持ち続け、読者に寄り添った作品作りを続けているおおのさんは、現代の育児を優しく照らす存在となっています。

パパ目線で感じる育児の喜びと発見

この絵本、なんでこんなに胸に刺さるんだろう…

育児書や絵本がたくさんある中で、なぜこの一冊が多くの人たちの心を揺さぶるのか。

最初は正直、理解できませんでした。

毎日残業で帰りが遅く、赤ちゃんの寝顔しか見られない日々。

そんな生活を送っていた私が、育休を取得して気づいたことがあります。

それは、赤ちゃんの何気ない仕草の中に、

たくさんの”小さな奇跡”が隠れているということ。

指先をじっと見つめる真剣な表情

はじめてのハイハイに挑戦する瞬間

パパの顔を見て満面の笑みを浮かべる時

作者・大野さんは、そんな赤ちゃんの一瞬一瞬を、まるで宝石を磨くように丁寧に描き出しています。

男性が育休を取得しやすくなった今の時代。

これって、本当に素晴らしい変化だと実感しています。

私の父の世代では、男性の育休なんて考えられなかったそうです。

「育児は母親の仕事」という固定観念が強く、たとえ育児に関わりたくても、周りの目が気になって…。

でも今は違います。


会社の制度も整い、
周りの理解も深まり、
パパたちが育児に参加できる環境が少しずつ整ってきました。

だからこそ、この絵本の魅力が多くのパパたちの心にも響くんだと思います。

赤ちゃんのちょっとした仕草や、日々の成長に気づける時間がある。

そんな幸せを、より多くのパパたちと分かち合える時代になったんですね。

この本は、そんな時代の変化とパパたちの想いを、優しく受け止めてくれる一冊なのかもしれません。

まとめ:育児の”はじめて”が詰まった感動の一冊

最近、『人生初めて』ってどれくらい経験した?

実は私、赤ちゃんが生まれてから、毎日のように”はじめて”を体験しているんです。

手順を何度も確認して、ドキドキしながら挑戦した初めてのおむつ交換。

思い出深いのは、初めておしっこをかけられた時。

慌てふためいた私に、妻は「おめでとう!パパの洗礼ね」って笑ってました。

最初は恐る恐るだった高い高い。

でも赤ちゃんの笑顔を見たら、もっと高く!ともっと楽しく!

気づけば私の方が夢中になってました。

実は、赤ちゃんの成長だけじゃないんです。

私自身も毎日、新しい発見の連続。

  • はじめての夜泣き対応
  • はじめての離乳食作り
  • はじめての予防接種付き添い

どれも最初は不安だらけでした。

でも一つ一つクリアしていくたびに、少しずつ自信がついていく。

この『じんせいさいしょの』という絵本には、赤ちゃんの”はじめて”と一緒に、親としての”はじめて”も刻まれている。

だからきっと、この本を手に取る度に、新しい発見があるはず。


赤ちゃんの成長と共に、私たち親も成長していける。


そんな希望が詰まった一冊として、ぜひ手元に置いておきたい絵本です。

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