【じんせいさいしょの】おおのたろう作品にワクワクが止まらない

育休生活も5ヶ月を過ぎました。

寝返りすることすらできなかった時から、今ではつかまり立ちまでできるようになり、その成長速度に驚いています。

そして、この時期のむすこに毎日関われている環境でいられることに幸せを感じています。

そんな日々を送れているからこそ、ものすごく響く本があります。

おおのたろうさんの「人生さいしょの」という絵本です。

人生さいしょの魅力

▶︎あるあるいいたい
▶︎おおのたろう
▶︎GIFアニメーション

あるあるいいたい

「じんせいさいしょの泣き」この絵本はそこから始まります。

思い返すと、むすこも大きな声で泣いて生まれてきたなぁと早速共感します。

この絵本の一番の魅力はこの共感で、赤ちゃんあるあるをかわいいイラストにまとめた究極のあるある本なのです。

どこかのお笑い芸人が「あるあるいいたい〜♪」と歌っていましたが、

そのあるあると自分の経験が重なったときなんとも言えない高揚感を覚えたことはないでしょうか。

むすこと重ね合わせながら、ページをめくるとそこには、

苦しめられたこと、

笑かしてもらったこと、

それらの全ての行動が見事に載っているのです。

月齢ごとにまとめられているので、

過去を振り返ると共感と笑いが、

未来を見据えると希望と不安が

この本の中に詰まっています。

育児で疲れた時にパラパラとページをめくると元気が出てくる不思議な絵本です。

おおのたろう

おおのたろうさんは香川県出身のイラストレーター、絵本作家、GIFアニメーション作家です。

「じんせいさいしょの」の線や色の使い方がイラストレーターっぽく、いわゆる絵本作家さんにはないデザインっぽさを感じさせる作風なのです。

おおのさんは、2児の父でもあり、子どもが生まれたことをきっかけに、赤ちゃんをモチーフにした作品を制作するようになったそうです。

この「じんせいさいしょの」のあとがきにもありますが、ご自身の育児の経験から書き溜めたアイデアを形にしたそうです。

リアリティがあるのは、ご自身の経験を作品にしているから何ですね。

GIFアニメーション

GIFアニメーション作家って何と思われた方もいるでしょう。

GIFアニメとは、簡単にいうとPC上で動く画像のことです。

こういう画像アニメです。

GIFを使ったおおのさんの作品をいくつか紹介します。

GIFゲーム「赤ちゃんにおむつをはかせてあげよう」

GIFゲーム「赤ちゃんにおしゃぶりをつけてあげよう」

漫画GIF「パパの結末はいかに」

おおのさんはインタビューの中で、

「とにかく作品やアイデアに触れてくれた人が笑ってくれたり、楽しんでもらいたい!」

「作品を作る上でいつも自分がワクワクできること、そういうものを自分も得てワクワクを誰かに伝えられるようにしたいと思っています。」

と応えています。

わたしは、おおのさんの作品を通して、ユーモアやセンスにワクワクをいただきました。

まとめ

じんせいさいしょのは赤ちゃんにフォーカスした内容でしたが、

赤ちゃんのおかげでわたしにとってもたくさんのじんせいさいしょのを経験させてもらっています。

はじめてのオムツ替え

はじめてのおしっこかけられ

はじめての高い高い

子育てには、親の立場でも一冊の本が出来上がりそうなほど「じんせいさいしょの」が詰まっています。

これからも、楽しみがつきませんね。